『神様ドォルズ』(月刊サンデーGX)

『神様ドォルズ』。(月刊サンデーGX)に連載中の、やまむらはじめ先生による少年?青年?漫画です。

やまむらはじめ先生といえば……と、そろそろ勘づいてしまった方もいるかと思いますが、わたくしアワーズ大好きでした。ともあれ、『カムナガラ』が代表作ですね。

そしてこの『神様ドォルズ』というタイトルには聞き覚えのある方も多いと思います。そう、この作品は既にアニメ化されているのです!されたのです……が。

「ええー、ここで終わるの!?」

「これは二期がないと詐欺だろ!!」

と言われたあのアニメなのです……。

ともあれ!気を取り直して導入部をさらりと申しますと、

東京で独り暮らしをする大学生・枸雅匡平は、ある日コンパの帰りに殺人現場を目撃する。そして家に帰ると、そこには故郷に残してきた妹・詩緒がいた。詩緒は匡平の故郷である空守村で、神と崇められている「案山子」を操る「隻」なのだ。彼女が東京に来た目的は、匡平の幼なじみであり、かつて村で大事件を起こし、幽閉されていた「隻」である阿幾が脱走したと伝えるものだった。阿幾が匡平の前に姿を現した時、全てが動き始める……

という感じです。

古い因習を守る空守村の複雑な人間関係。そして「案山子」によるバトル。ついでに恋愛もありお色気要素もありで、様々な魅力がてんこ盛りです。なによりやまむら先生の漫画には、激しい部分と息抜き的な部分が見事に混在しているのが素晴らしいと思います。シリアスパートはとことんシリアスに、でもギャグパートはとことんギャグに。そんな風にいろんな人がいろんな顔を見せてくれます。やはりどんな漫画にも言えますが、登場人物が魅力的なのが強いんですね。誰もが動いている背景には理由があるのですよ。それが例え狂ったものでも、それがたとえ思い込みでも。

なによりも、今まさにですね、と私の最大のポイントを思うがままにざざーっと語ってしまいたいのですが、いろいろとネタバレになってしまうのが辛いー!ネタバレ、駄目!なのです!

「案山子」を巡る様々な思惑も交錯していて、連載は架橋に入っています。読むなら今!